京極一樹の数学塾の使い方

当塾は、国公立大および有名私立大を受験する受験生のために作りました。

●座右の参考書は必須
(1) まず、お手元の参考書を確認しましょう。
筆者は高校生のころ、「赤チャート」一辺倒でした。レイアウトと配色が読みやすく、チャートの上の「指針」が参考になりました。当塾の「解題」です。今なら、他にも優れた参考書があると思いますが、「チャート式」なら赤か青が必要です。青でもレベルはカバーしてくれますが、分量が多すぎます。白・黄は入試対策には不向きです。
(2) 座右の参考書は常時利用しましょう。
座右の参考書は、学校の授業に並行してやってしまうのがベストです。小生は授業の合間に対応範囲を済ませました。これで定期試験対策が終わります。受験勉強は、広い範囲をまんべんなく身につけねばならず、穴をなくすには座右の参考書は必須です。

●入試問題はどう使う
(1) 常時、あるいは1つの分野が終わるたびにかならず、志望校の最新年度の対応問題を解きます。
解けるかどうか、何分かかるか、その時、自力を認識し、何をすべきかを考えましょう。多くの場合は「受験テクニック」の不足です。たとえば、漸化式の特性方程式を使い慣れていなかったり、2次関数の面積公式の符号の意味を忘れていたり、ということです。ここで次の2つの行動を起こしましょう。
(a) 座右の参考書を読みなおし、練習しなおします。
(b) 当塾の「分野別入試問題目次」を開いてみてください。類題があります。
(2) 調べたい問題があったら、当塾の入試問題目次を開いてみてください。
上の「座右の参考書」レベルの知識を前提としての「解題」と「解法」を掲載しています。

●入試問題対策はどうする
(1) 入試問題は何のために作られているか
入試問題はおおむね、「落とすための問題」なので、難しいのは当たり前です。
(a) 計算力・理解力・論理的判断力を調べる。
  最近は長文の理解力を求める問題もあります。これは数多くの過去問を解いて訓練できます。
(b) 未知の問題に対する探究力
  これは容易には身に着かない、初見の問題を解く力です。総合的な「発想力」や小さな糸口に切り込む「想像力」が必要です。  
(2) 入試問題の使い方
学ぶべきはBCD問題であり、AE問題を学ぶ必要はありません。そして、繰り返し学ぶべきはCD問題です。E問題は、二度と出ない、類題もほとんどない、特異的難問です。入試問題は当サイトでは、難易度を次のようにABCDEの5段階に分けています。
A:教科書レベルのやさしい問題

B:受験テクニックレベルのやさしい問題
C:通常の受験テクニックレベルでは難渋する問題(Bレベルの難問も含む)
D:通常の受験テクニックレベルでは解けない難問
E:超難問

(3) 入試問題の体系的対策
普通の参考書に収録されている問題はほぼすべて、10年から20年前の問題であり、最新の問題は収録されていません。例えば次のような問題は、最近やっとわずかな数の問題が見られますが、トレーニングには絶対数が不足です(再掲)。

(a) 確率漸化式(やっと数題、最近の参考書に現れました)
(b) 三項間漸化式・多項式型漸化式
(c) 空間図形・空間ベクトル問題(参考書では問題数少なく、入試では頻出)
(b) ベクトルの1次結合の応用問題(参考書では問題数少なく、入試では頻出)
(e) 累乗根や累乗根関数の問題
(f) 回転体や交差立体の体積問題
(g) 区分求積法やガウス記号を使った極限計算の問題
(h) 4次関数問題(正式に入試問題に取り上げられてまだ2年です)