●フィボナッチ数列とは
「フィボナッチ数列」は、フィボナッチが、1202年に発行したアラビア数学の有名な入門書「算盤の書」に記載した不思議な数列です。彼は、次のような問題を考えました。
「1つがいの兎は産まれて1カ月で親になり、2か月目から毎月1つがいずつの兎を産むとすると、1つがいの兎は1年の間に何つがいの兎になるか?」
親を黒丸、子を灰丸で表すと、下図のようになり、この数列をanで表すと、
an = 1、1、2、3、5、8、13、21…
となることがわかります。この関係を数列の表現で表すと次のようになります。

●フィボナッチ数列の一般項
フィボナッチ数列の一般項を計算する過程を次に示します。

●フィボナッチ数列と階段の登り方
フィボナッチ数列は、「階段の昇り方」などにも現れます。2007年京大理系12で、次のような問題が出題されていますが、これもフィボナッチ数列を利用する問題です。
「1歩で1段または2段のいずれかで階段を昇るとき、1歩で2段昇ることは連続しないものとする。15段の階段を昇る昇り方は何通りあるか。」