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[7]関数方程式・微分方程式は4パターン

●関数方程式と微分方程式とは
関数方程式とは、関数形は与えられずに、関数が満たす方程式だけが与えられてその性質を調べる問題です。ここに微分係数が含まれたものが微分方程式です。関数方程式を解いた結果、微分形が得られてしまう場合もあり、その先に関数形を求めるのは微分方程式の問題になります。

●これらの方程式の解法
この手の問題では、変数に具体的な値を代入したり、微分演算を行ったりして着手点を探します。多くは指数関数、対数関数あるいは三角関数とそれらの組合せに帰着されます。多項式関数の問題では、次数がキーピントです。これが目算でわかれば大サービス問題です。したがって、これらの方程式は次の4つにグループ分けできます。

  • (a)多項式関数の関数方程式
  • (b)多項式関数ではない関数(超越関数)の関数方程式
  • (c)微分形に持ち込む関数方程式
  • (d)変数分離形の微分方程式

最初の3つの例題を紹介します。

[(a)多項式関数の関数方程式の例題]
[例題1] [B]多項式の関数方程式の問題(2017年昭和大/医245)

[(b)超越関数の関数方程式の例題]
[例題2] [C]2回の微積分が必要な積分方程式の問題(2018年日本医科大3)

[(c)微分形に持ち込む関数方程式の例題]
[例題3] [B]関数方程式の基本問題(2003年筑波大理系1)

[例題4] [B]関数方程式の例題(新作問題)
3つの小問を別頁に掲載します。
(c)の種の入試問題が他に見つかったら入試問題頁を作成します。

変数分離形の微分方程式

微分方程式は、1980年代までは頻繁に出題されていましたが、一時すたれたものの、最近は教科書上で「発展的内容」として取り上げられていることもあり、「変数分離形」に限ってしばしば出題されています。微分方程式は、一種の積分です。下に示すように、左右両辺にそれぞれ関数や変数を分離した場合、「異なる変数」の関数と微分が等号でつながれてているということは、「両辺の差異が、積分して定数になる程度」であるということであり、両辺を積分して積分定数Cを付加し、この積分定数は初期条件で決める、という手順を追います。

[例題5]

最近は、変数分離形の微分方程式の代わりに、複数の関数の微分方程式問題が数題出題されていて、結構な難問です。これらも入試問題で紹介します。