サーバー移転・サイト構成ソフト追加の経緯

 今回サーバーを移転し、サイト構成ソフトにWordPressを追加した経緯につき、どんな問題があってどう対応したかを記録しておきます。

●「保護されていない通信」の呪縛からの退避
Google Chromeなどのブラウザで「保護されていない通信」という表示が出始めたのは、2017年からだそうです。Googleはインターネットをより安全にするための段階的な計画として、「常時SSL化」の推進を実施しており、SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上でのデータ通信の内容を暗号化する技術のことです。これが導入されたサイトは「https://」で始まり、2018年7月以降、「http://」で始まるページのすべてに対して、アドレスバーに明確に「保護されていない通信」と表示されるようになりました。

 当時、弊社はG社のレンタルサーバーを利用していましたが、この状況に対してG社から小生には一言の案内もありませんでした。「保護されていない通信」という表示が必要なのは、「パスワードなどの入力がある場合」であり、「これがない場合は何のリスクもない」のですが、関連知識のない諸兄は、さぞ不安に思ったことでしょう。

 他社ではスイッチ1つで「無料SSL」を導入できるのに、G社ではサーバーの乗り換えを要求し、G社のユーザーサポートが劣悪であることは重々承知していたため、思い切ってX社にサーバーを移転しました。この「サーバー移転」および「ドメイン移転」という操作・手続きが、「サーバー知識を持たないものにとっては発狂しそうになるほど面倒」であり、この移転手続きは約3週間、ほぼ毎日、電話とメールにかかりきりで、5月中旬にやっと完了しました。余談ですが、X社では、電話サポートよりメールサポートの方がはるかに優秀です。マニュアルは難解で、メールも無意味に長文すぎますが。

●Bindupの非常にお粗末な設計
 過去20年使ってきたのはBindupというサイト構築ソフトなのですが、これが何と僅か「100ページ・50MB」しか対応しておらず、弊サイトはそのサイズをはるかに逸脱しており、同社もユーザーサポートは劣悪であり、乗り換えの機会を窺っていました。安価ながら優勝の商品です。

 加えて「bindup」では、文字列の書式設定に、同じ操作を3回繰り返さなければなりません。それでも、編集画面と画面表示では見え方が大きく違います。よくもまあ、約20年、だましだまし使っていたものです。今後は、BindupとWordPressを使い分けていきます。

●WordPressのお粗末な設計
 WordPressは、オープンソースのフリーウエアであって、元は英文で、世界中で同時並行で開発されていて、ポリシーに一貫性がありません。多くのソフトは「見れば使える」ように設計されていますが、WordPressではこの前提は全く適用せず、設計はユーザーの目線に全く立っていません。

 microsoftやadobeなどのソフトをもう40年以上使ってきましたが、WordPressでは、記述に対してどう操作すればよいかが全くわからず、geminiに頼りっぱなしで何とか使い方を学んでいます。「Cocoon」を使っています。

  • 固定ページと投稿の違いさえ、説明が見つからない。
  • 固定ページ一覧で、ブロックの並び順は、ブロックを開いてから番号を入力しなければ設定できず、その番号は一覧では見えない(隠す意味が分からない)。
  • 「本文」の「本文行間設定」で、「フォントプレビュー」と表示されているが、設定結果は「保存」するまで変わらないので「プレビュー」とはいえない。編集画面と実際のサイトの行間が連動しない、書いている最中に確認できない。
  • 「その場で即座に保存される画面」「最後に一番下のボタンを押さないと保存されない画面」が混在しており、操作の一貫性がない。
  • ブロックを開くのに、クリックだけで済んだり、矢印マークのクリックが必要だったり、操作の一貫性がない。

 ただし、恐ろしく数多くの不満はありますが、無償であり、「文字の入力と表示」だけは、「bindup」よりはましなようです。「bindup」では、文字列の書式設定が1回で済みます。それでも、編集画面と画面表示では見え方が大きく違います。
暇ができたら、市販本よりわかりやすい「マニュアル」書きますか?