● 複素数平面上の軌跡と写像
軌跡の問題は、「点が動いたあとに、どんな図形が残るか」を答えさせる問題です。これに対して写像とは、関数が引数と戻り値の関係を考えるのに対して、図形どうしの対応を考えるものであり、写像の問題は、「ある集合から別の集合へ、要素がどのように移動・翻訳されるか」という「仕組み」を答える問題であって、大学入試では出題されません。
複素数平面上の軌跡あるいは写像の問題では、多くの場合、2乗以上の項が登場しないために、1体1対応の確認が不要な問題が多いことが特徴です。分母が零にはならないことだけは注意が必要ですが、1体1対応の欠如による除外点がない分だけ、実数空間における軌跡あるいは写像の問題よりは容易です。
● 複素数平面上の軌跡の例題
[A]複素数平面上の軌跡の基礎問題(新作問題)
